昭和51年（1976年）。有名飲料の王冠の裏に、スーパーカーのイラストが印刷されていた。僕たちはそれを集めるのが大ブーム。でも、そんなにたくさん飲めるわけありません。お小遣いだって限られているし・・・。そこであみ出されたのが「王冠釣り」。わっか型の磁石にひもをつけ、自動販売機の栓抜きの下にある王冠受けに放り込んで、磁石についた王冠を集めるのです。シンドバッドの冒険に出てくる宝石集めの男たちのように。当時はまだ瓶を売る販売機も珍しくありませんでした。
今回、王冠の数は約200個。数少ない王冠をコピーして使うのが嫌であった。ひとつの商品の柄に同じものがだぶるのが嫌だから・・・・。しかしながらだぶりもある。しかしカタチは違う。開けるときの曲がりかたや、サビ具合。こだわりのアイテムです。 |
